広島県

まきのさんは、広島文理科大学(現在の広島大学の母体)創設のころから、臨時講師として1週間ほどの集中講義を行っていた。

筆影山、大野村、宮島、三段峡、南原峡、八幡高原、帝釈峡、美古登連峰、吾妻山、牛田山、広島市三滝などで野外実習を行った。

現在のような、わかりやすい植物図鑑が普及していない時代のため、日頃から疑問に思っている植物を教えてもらえる野外実習には、県内外から多くの人が参加した。

野外実習以外にも、広島植物同好会主催の採集会指導で何度も広島を訪れた。